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学生の本音

求人広告を取り扱う広告マンであれば、新卒学生の志向、本音を探ることは欠かせません。その点は企業の採用担当者とて同様のはずです。そして本音を探れば探るほど明らかになってくるのは、やはり大手企業を目指すという厳然たる事実です。広告マンの中には調子の良い人もいて、「学生の2割は中小を志望している」などと言ってクライアントである中小企業の担当者を安心させることがあります。しかし彼らの言葉を信用してはなりません。ほとんど全ての学生が、出来ることなら大企業に入社したいと考えているのは事実です。1割弱の学生は中堅企業を中心に応募しますが、それが端から諦めているが故の行動である可能性は否定できません。いずれにしても優秀であればあるほど、敢えて中小を選択する学生は皆無に等しいのです。
 では初めから中小企業を選択する希少な新卒学生は、どのような若者なのでしょうか。例えば趣味や各種活動を通じて身近に感じていた製品があることから、その製品のメーカーを志望するケースなどがあります。典型例は、スポーツ用品のメーカーやゲームソフトのメーカー等です。こうしたケースは稀ではありますが、今後の社会変革を見据えると、モデルケースにもなり得ます。というのも、昨今労働改革が叫ばれるようになっており、雇用の流動化が進む可能性を否定できないからです。転職を繰り返すことが当たり前の社会になれば、大手に拘る学生も減少するのではないかと考えられます。しかし現時点ではその動きが早まっているとは言えず、しばらくは学生が大手を志向する状況が続くでしょう。

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