企業理念に共感する人材とは

中小企業にとって理想的な新入社員とは、自社の企業理念に共感してくれる人です。しかし「共感」といっても、具体的にイメージできる人は少ないでしょう。例を挙げましょう。企業理念を明確化したホームページを開設したとします。そのホームページに採用関連ページを設けると、就職活動が始まる前から問い合わせが生じることも珍しくありません。問い合わせる人は、その企業のファンとも言うべき人達です。彼らは企業理念に深く共感しているからこそ、どうしても入社したくてそうした行動を取るのです。採用活動に当たっては様々な見地から、エントリーした人たちの能力を見極めることになりますが、既にここまで愛してくれている人に対しては、会社としても期待するものが大きくなるはずです。どんなに優秀な人であっても、愛社精神の無い人は入社後に憮然とした態度で振舞う可能性があります。やる気のない人が社内にいると、雰囲気は大変悪くなります。「企業理念への共感」がいかに重要な採用基準であるのかが、お分かりいただけるはずです。採用活動において大事なことは、この採用基準を求職者に確実に伝えることです。そうしなければ、ミスマッチが起こり、お互いに不幸な結果を招きかねません。具体的には、「誰のために何をする会社なのか」「禁じていることは何なのか」「理念が出来上がった経緯」「社員の位置付け」「社会との関わり方」等々を掲載すればよいのです。もちろん給与や福利厚生といった基本的な項目も必要ですが、そればかりを気にしている応募者は警戒した方が良いでしょう。書類選考では見抜けませんが、面接等で本音が出るものです。

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